犯罪にもなりかねないファクタリングでのトラブル

2019/07/05

 

日頃よりご愛顧頂きまして誠に有難うございます。

ピーエムジー株式会社 大阪支店 営業部の鈴木です。

 

ジメジメとした蒸し暑さが続き、鬱陶しい天気ですが
皆様、元気にお仕事をされていますでしょうか?

梅雨は頭痛や浮腫み、だるさ等の体調不良が起こりやすい季節で
体調不良に悩まれている方も多いようなので、十分に気を付け下さい。

 

 

さて、弊社のファクタリングサービスをご利用頂いているお客様は
圧倒的に二社間契約の経営者様が多いです。

二社間契約の場合、売掛先様に通知を出さない契約のため
三社間契約に比べてトラブルが起きやすいというのが実情です。

 

中でもトラブルの原因となる行為が主に4つあります。

【1】審査における虚偽の申告
【2】債権を複数のファクタリング業者に売却する(二重譲渡)
【3】取引先から入金された売掛金の横領
【4】架空債権のファクタリング

 

どれもファクタリング業者が気付いた時点で直ちに取引中止となり、
訴訟を起こされれば確実に犯罪として取り扱われる行為です。

では、この4つのトラブルに関する具体例を見てみましょう。

 

 

【1】審査における虚偽の申告

少しでも債権の買取率を上げたいと思うあまり、
審査時に虚偽の申告をしてしまうケースがこれにあたります。

 

売掛先の経営状況や、自社の与信に関して嘘をつく方が居られますが、

そもそも大抵のファクタリング業者は審査時に「東京商工リサーチ」や
「帝国データバンク」などの信用情報機関の情報を利用します。

 

このいずれも会社の基本情報や業績推移、
担保や借入状況まで詳しく掲載されているものなので

ファクタリングにおいて”虚偽の申告”という行為は、
ほぼ100%自分で自分の首を絞める結果になってしまいます。

 

 

【2】債権を複数のファクタリング業者に売却する(二重譲渡)

そもそも二重譲渡とは、

ある物や権利を他者(第一譲受人)に譲渡した譲渡人が
同一物を第三者(第二譲受人)へも譲渡する関係のことを指します。

 

これをファクタリングに置き換えると、

一度ファクタリングした債権を別のファクタリング業者に持ち込み
一つの債権を二回ファクタリングする行為となります。

 

通常は一つの債権につき一回しかファクタリングが出来ません。

ですが売掛金が「現金を受け取る権利(債権)」という
目に見えないものであることを良いことに、
二重譲渡を行う経営者様は少なからず存在します。

 

本来は一度債権譲渡をした時点で
その債権はファクタリング業者の所有物となります。

それを勝手に譲渡することは「委託物横領罪」に該当し、
悪質極まりない場合は「詐欺罪」と見なされる場合もあります。

 

二重譲渡が発覚した場合、
ファクタリング業者としては売掛金を回収しなければなりません。

なので、支払人である売掛先様に直接債権譲渡通知を行います。

それによって売掛先様へファクタリングの事実が伝わってしまい、
売掛先様はどこに支払えば良いのか混乱してしまいます。

 

虚偽の申告と同じように、このような二重譲渡も
”後々になって必ず発覚する”ことは避けられません。

 

 

【3】取引先から入金された売掛金の横領

取引先様からファクタリング利用者様に一旦入金された売掛金を
利用者からファクタリング業者に入金する、というのが
先述した二社間ファクタリングの流れになります。

 

債権から発生した売掛金も、譲渡された時点で
その所有権は、利用者ではなくファクタリング業者のものとなります。

なのでそれをお戻し日に入金せず、使い込むのは契約違反になるだけでなく
「横領罪」とみなされ、刑事告訴の可能性も出てきます。

 

ファクタリングは”売掛債権の売買”です。
一度譲渡した債権はファクタリング業者のものですので
そこを間違えないよう利用して下さい。

 

 

【4】架空債権のファクタリング

先述したトラブルの中で最も意図的で悪質と言えるのが
架空債権のファクタリングです。

特に悪質な経営者の中には、取引先と共謀して架空債権を作り上げ
それを持ち込んだ、という事例も報告されています。

 

架空債権の種類として、持ち込まれる割合が多いのは
「偽造・ねつ造した請求書」、「粉飾した決算書・試算表」です。

債権が架空である証拠は、信用情報をもとに審査していても
なかなか見抜けない場合が多いのですが、

当然発覚した場合は「私文書偽造罪」「詐欺罪」など
重い刑罰が科せられる事になります。

 

ただ、もし架空債権の審査が通って無事に入金されたとしても
支払期日になれば架空債権の売掛金を入金しなくてはいけません。

存在しない売掛金をお戻し日に支払う経営者などはまず居ないので
遅かれ早かれ、架空債権のファクタリングは必ず発覚します。

 

 

上記の事例はいずれも実際にあった事例であり、
どのトラブルでも必ず発覚して責任を追及されます。

 

ファクタリングをご利用される際は
正しく申告し、お戻し日通りに戻し、入金されたお金は正しく運用して
キャッシュフローの改善に役立てて頂ければと思います。

 

資金面でお悩みの経営者様のサポートを、全力でさせて頂きますので
今後ともピーエムジー株式会社 大阪支店を宜しくお願い致します。

 

ピーエムジー株式会社 大阪支店
営業部  鈴木