高知県で土木建設業を営むB様のファクタリング事例

2018/02/12

ファクタリングに至った経緯

50代で土木建設業を営むB様の会社では、公共事業としての河川工事に参加していました。公共事業の場合は利益率も高く、支払いもしっかりしているのでありがたいのですが、いかんせん支払いは工事がすべて終わってからとなるので、それまでの資金繰りが大変です。
他の工事も参加しているので工事が終わるまでの資金はどうにかなりそうですが、それでもギリギリです。
そんな中で、同じく河川工事に参加していた業者が倒産してしまい、急遽作業員を増やして車両も確保しなくてはいけなくなりました。
しかしその作業員分の給与や車両レンタル代は予算外なので、資金がショートしてしまうことは確実でした。
手元には先日工事を終えた現場分の手形がありますが、これが振り込まれるのは6か月先であり、到底そこまで持ちこたえることはできません。
銀行からの融資は時間がかかる為、どうにもならない状況でした。
しかし、もしここで作業員や工事車両を増やせないと言ってしまえば、次の工事からは参加できなくなってしまうかもしれません。
ここでどうにかできなければ、倒産してしまう可能性があったのです。

ファクタリングを知ったきっかけ

困ってしまったB様は、古くから付き合いがある同業の社長に相談してみました。
そうすると、ファクタリングという方法を教えてもらえたのです。
建設業界では支払いのスパンが長いため、資金繰りに困る会社も多く、そのためファクタリングはよく利用しているのだそうです。
ただし、ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあり、3社間ファクタリングの方が手数料は少ないものの、取引先との相談が必要になるので信用を落とす可能性があるそうです。
そのため、そこまで付き合いが深くない会社の売掛や手形をファクタリングするなら2社間ファクタリングのほうがいい、と勧められました。
それから、実際にファクタリングの相談をしてみました。
するとやはり手数料は摂られますが、取引先に知られることなくファクタリングができるということで2社間ファクタリングを申し込むことにしました。
申し込みから数日で資金を調達でき、作業員の増員や車両のレンタルも問題なく手配することができ、無事に工事も続けることができました。

ファクタリングをしてよかったこと

今回は2社間ファクタリングを申し込んだのですが、その利点としてはやはり取引先の信用を失わずに済んだ、ということでしょう。
建設業の場合、もし工事を受注しても途中で倒産してしまえば工事も中断され、工期は延びてしまいます。
そのため、資金繰りが怪しいと思われた会社には誰も工事を発注しなくなります。
しかしファクタリングであれば、相手に知られることなく資金を調達できるので、安心して申し込むことができました。
また、ファクタリングの後に改めて銀行の融資も申し込んでみました。
すると最初に頼んだ銀行では融資そのものを断られ、次に頼んだ銀行では融資をしてくれることになったものの、結論が出るまでにはかなり時間がかかりました。
もし最初から銀行に融資を頼んでいた場合は、とても融資まで資金がもたなかったでしょう。
資金調達も早く、取引先にも知られることがないファクタリングは、今後も何かあった時にまたお願いすることもあると思います。

まとめ

建設業界は一度に受け取る金額も大きく、支払いのスパンも長いのでどうしても資金繰りに困ることが多い業界です。
そのため、以前からファクタリングを利用する会社も多かったのです。
今回は特に公共事業という事で、工期を延ばすことは難しかったでしょう。
そのため、柔軟に対処できるファクタリングはとても重要な役割を果たしたと言えるでしょう。