「企業格付け」という言葉を聞いたことはありますか?

2020/12/04

 

ピーエムジー大阪支店 支店長の福田です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

今回もこのブログ内で経営にまつわるお話をさせて頂きます。

 

タイトルにもある通り、企業格付けとは
『銀行が資金を融資している企業の財務状況などを分析・評価すること』です。

 

銀行側が、取引先としての格付けを決めています。
企業格付けが高い企業は信用力が高く、逆に格付けが低ければ信用力が低いと判断されます。

 

格付けを決める際は、まず評価する企業の財務情報などを点数化し、
その評点によって信用力を1〜12段階にランク付けします。これを一般的に「信用格付け」と呼びます。

信用格付けのランクの数や分け方は、その銀行によって若干異なる場合もあります。

 

さらにいくつかのランクごとに「債務者区分」と呼ばれる
6種類のカテゴリに分類することで、取引先としての最終的な評価が決まります。

信用格付けのランクと債務者区分の関係は、以下のとおりです。

●ランク1〜6: 正常先
●ランク7〜8: 要注意先
●ランク9 : 要管理先
●ランク10 : 破綻懸念先
●ランク11 : 実質破綻先
●ランク12 : 破綻先

 

銀行が企業格付けをする目的としては企業との取引方針を決める指標とするためです。

銀行はお客様から集めた預金を原資に融資を行っています。
そのため、融資した資金が回収不能となる事態はなんとしてでも回避しなければなりません。

 

そこで、財務状況が良好で信用力の高い企業とは融資取引を拡大し、
財務状況が悪く信用力の低い企業との取引は縮小してリスクを避けようとします。

こうした方針を決める際に企業格付けを参考にしていると言われています。

 

 

また、原則的に、銀行にとって融資の対象になるのは
債務者区分がランク1〜6の"正常先"とされる企業だけです。

格付けが高い企業ほど、融資限度額や貸出金利といった条件面でも有利になります。

 

債務者区分がそれより下の企業に対しては新規融資はせず、
取引を維持するか、資金を引き上げるかのどちらかです。

 

格付けを決める評価方法には、一次評価である『定量評価』二次評価である『定性評価』があります。

一次評価の定量評価とは、簡単に言うと
企業の決算書にあらわれる財務上の数字によって評価する方法です。

対して二次評価の定性評価は、
企業の個別事情や周囲の環境などを分析して評価する方法です。

数字のみで機械的に評価される定量評価と違い、定性評価は銀行担当者の主観が影響します。

 

定性評価を上げるには、普段から担当者と良好な関係を構築し、
独自の強みがあるなら積極的にアピールして知ってもらうなどの努力が必要です。

企業にとって銀行から資金を調達できるかどうかは、経営上の重要な課題です。

 

格付けを上げて融資を受けやすくするためには、継続的に経営改善していくことが大事になります。

こうした、経営に関するアドバイスなども弊社では積極的にさせて頂いておりますので、
どんな質問でもぶつけて下さればと思います。

 

これからも宜しくお願い致します!!

 

ピーエムジー大阪支店
支店長  福田