福岡県でアパレル業を営むA様のファクタリング事例

2018/02/05

ファクタリングを考えた経緯

30代で会社を興し、アパレル業を営んでいるA様は自社ブランドを立ち上げ、女性向け洋服の卸売りをしていました。
幸いにも評価は上々で売り上げもよく、徐々にその生産規模は拡大しています。
しかしアパレル業界は発注サイクルも早いため、売り上げは次の生産分に回るところが大部分であり、アパレル業界は手形を受け取ることも多いのでキャッシュはそれほど余裕がありません。
毎年流行も変わり、季節で生産ラインも変化していくため慌ただしい状態であり、特に冬用の衣服を生産する際は原価が上がることもあってキャッシュフローも厳しくなります。
海外にある工場も自社工場・委託工場を問わずにフル稼働で、全くといっていいほど余裕はありません。
そんな中、海外の委託先工場でストライキが発生しました。
大きな賃上げを要求されて生産ラインがストップしてしまったのです。
他の工場でフォローできればいいのですが、どこも余裕がありません。
また、他に委託先工場を探そうにもすぐに見つかるわけもなく、現在は次の季節に向けた洋服の生産を開始したところなのでこれまでの在庫があるわけでもありません。
もしも店頭に並べる時期が遅くなってしまうとお客は他のブランドの商品を手に取るでしょうから売り上げに致命的なダメージを受けてしまい、店舗からの信頼も失ってしまいます。
そのため賃上げ要求には応じることにしましたが、問題は予算です。銀行融資を依頼するにはキャッシュフローが厳しく、確実に融資を受けられる確証を持つことがでない状況でした。

ファクタリングを知ったきっかけ

そんな中、A様は同業者である友人が以前ファクタリングを行って急場をしのいだ、という話をしいていたことを思い出し、ファクタリングを行うことにしました。
ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがありますが、今回はスピードを優先したいので受け取っていた手形を利用して2社間ファクタリングを行いました。
すると申し込みからほんの数日で現金化され、無事難局を乗り切ることができました。
待遇の向上に関しても最盛期を過ぎてから改めて話し合い、以前よりもわずかに賃上げすることにはなったものの、要求よりは低く抑えることができ、今後も契約を継続することとなりました。
そして、その賃上げ分は価格に反映されることになりましたが、取引先にもしっかりと説明をして納得してもらうことができたので、今後も無事に事業を継続できることになりました。

ファクタリングを選んだ利点

今回は銀行融資にこだわらず、ファクタリングという手段を選んだことが功を奏しました。もし銀行融資に頼ろうと思った場合は、まず手形で受け取ることが多い為、キャッシュフローがあまりよくない事を理由に、銀行の審査に落ちてしまう可能性が高かったでしょう。
また、銀行の審査には時間がかかることも多いので、申し込んでからこれほど早く融資が下りることはなかった様に思います。
そうなると支払いも間に合わず、会社の信用に傷がついてしまうことも十分に考えられます。
何よりもファクタリングは借り入れではなく、売却もしくは譲渡として扱われます。
そのため、会社としての借入金を増やすことにはなりませんので信用も損なわれません。

まとめ

ビジネスでは一寸先が闇というように、何が起こるのかはわかりません。
特に人件費が多い業種や手形を受け取ることが多い業種であれば、手元に資金がないことで窮地に陥る可能性も高くなります。
長期的に資金が不足する場合は銀行融資などを頼ることも考えたほうがいいでしょうが、一時的な資金不足に陥った際などはファクタリングという即効性のある手段を選ぶことで問題も泥沼化せず、早期に回復することを見込めるでしょう。